タージマハル(インド)
インドの世界遺産タージマハルは、インド北部アーグラにある総大理石造の墓廟建築で、世界でもっとも美しい霊廟と言われています。

世界遺産とは、1972年にユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づき、人類が共有し普遍的な価値、後世に残す意味を持つものを指します。1983年インドのタージマハルは、「文化遺産」に認定されました。

ムガル帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーン(在位1628~1658)は、溺愛した王妃を「ムムターズ・マハル」(宮廷の選ばれし者)と名づけました。王妃は14人の子どもを授かりますが、やがて皇帝より早く36歳の若さで「ムムターズ・マハル」が死去すると、死を深く悲しみ、記憶を永遠に留めるために墓廟が建てられました。それがインドを代表する世界遺産「タージマハル」で、皇后の名から変化した(宮廷の冠)という意味です。
タージマハルの建築は、1632年に着手され、22年の歳月をかけて完成しました。全体が白大理石で、細かい彫刻が至る所に施されています。また、左右対称で均整がとれ、ムガル建築としての伝統を引継ぎ高めた廟建築です。17ヘクタール敷地にある庭園の中央の池に映る廟は、とても幻想的で美しく、当時の年代記に「その偉容と美しさは、天上の七つの楽園をも凌ぐ」と記されています。皇帝は自らの霊廟を黒大理石でヤムナー川の対岸に造り、タージ・マハルと橋でつなぐ計画であったと言います。しかし皇帝は三男によってアーグラ城に幽閉された為、計画は夢で終わりました。

実は、こんなに大きな建物だったんですね!ビックリ。
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